ボクらのツバサ



あれからすぐ浅月からメールがきて、それからは、よくメールするようになった。


『笹野君、部活は何か入ってるの?』とか『私、英語苦手なんだけど、沙耶も西崎君もダメで… 笹野君、英語得意かな?』とか……


内容は些細な事だけど、俺にとっては嬉しかった。




「お前、顔ニヤけ過ぎ…」



休み時間―



浅月にメールを返信してたら、陵が呆れた顔できた。


「別に…、ニヤけてねぇーし」


「ほ〜ぉ…、どの口が言うんだぁ〜」


黒い微笑みで俺の頬を強く引っ張る!


「いふぁい(痛い)」


あまりにも強く引っ張られ、俺が、陵の腕を叩き降参した。