ボクらのツバサ



昇降口ではすでに浅月が待っていて、俺の姿を見つけるなり、小さく手を振ってくれた。


「悪い、待たせた?」


自分の下駄箱へ行き、靴に履き替える。


「ううん、大丈夫。今日はHRが少し早く終わってね、でもそんなに待ってないよ」


ニコニコしながら駆け寄ってくる浅月。


「んじゃ、帰ろーぜ」


「うん」



俺達はお互いに、家から学校まではチャリ通。


浅月はチャリで大体20分位で、俺は35分位。


昇降口を出て、自転車置き場へ行き、チャリに乗って校門を出た。


それから俺達は、浅月の家の近くの公園で話すことにした。