ギリギリ間に合った私。


生徒が校門に入っていく。そのなかに紛れて、校門をくぐった。私に挨拶をする生徒たち。


先生なんだと実感した。


黄色い声、叫んで喜ぶ声、ブーイングをする声が聞こえた。


クラス表かな?懐かしいなぁ。
岬とクラス一緒になるたび、叫んで喜んだっけ?



のほほーん✿(´∀`)✿





私は、思い出に浸っていた。




トントン。

誰かに肩をたたかれ、振り向く。


「おはようございます♪」


きらきらとまぶしい笑顔で挨拶をしてきた美女。見惚れてしまう私。




「おはよ~ございます~…」


美女の顔に見とれながら挨拶をした。