それから数時間後。 あたしたちは今、ビルの 屋上にいる。 「愛羅…」 「ん?」 「ほんとに、いいの?」 和哉が確認をしてきた。 あたしは、和哉となら どこへでも行ける。 「うん。」 満面の笑みでこたえた。