何時間かして、私の携帯があなたからの着信で鳴った。
「今、ゆうりんちの近くに来てんのやけど…」
すぐ、行くっ!!
咎めるつもりもない。
続けたいかも分かんない。
どうしたいのか??なんて言いたいのか??
全く考えずに、私は家を飛び出した。
あなたがいた。
何??
「メールのことなんやけど…」
違うの??
「俺は、付き合ってるもんやと思ってた。」
えっ!?
うそやろぅ!!
なんもゆうてくれへんかったやん。。
ゆうてくれやな分からへん。。泣き出しちゃった。
手を握りあって、別れた。
私、ちゃんと付き合ってたんだ。
あれ……。
じゃぁ、女の人の声は??
まぁ、いっか。
キチンと女の人の声聞こえたんやけど、誰??って聞けば、ゆくゆく変に疑ったりしなくてすんだのに…
ホントに女の人と一緒にいてたとしても…。
あなたはこの時、ゆうたよね!?
「分かってるもんやと思ってた。言わな分からんのやなぁ。言葉って大切やなぁ。これからはそうせな‥なぁ。」