やっと気付いた。




私の本当の気持ち。




そのころの私は、恋なんてどうでもよかった。




ただ、毎日を友達と仲良く過ごせたら




それが私の思いだった。




小学6年生2学期





その日は2学期1回目の席替えだった。



「ねぇねぇ。あやか何班だった?」


「7班だったよぉ」


「後ろの席とかいいなぁ」


「うん」



そのころの私は悩みも何一つなく、皆の相談に乗ってあげてる方だった。



「それでは新しい席へ移動して下さい」


皆が席を移動し始めた。



私もそれに続いて移動し始めた。




「やった~!隣女子とかラッキ~☆」


私の隣の席なったメイちゃんが叫んでた。


「よろしくね」


「うん。よろしくね」



よかった男子じゃなくて。