銀河の流星

唖然とする流星に、星乃はツカツカと歩み寄って。

「!!」

音高く彼の頬を殴る!

「一発程度で終わりだと思わないでよ?」

流星の目の前で拳を握り締めて構える星乃。

「これからポーラが傷ついた分だけコテンパンにしてやるんだから。歯ぁ食い縛りなさいっ」

真剣な顔をする星乃の前で。

「…ふふ…ふははははっ」

流星は笑った。

笑わずにいられるものか。

この星に住む人間全てを殺そうとしているのだ。

このソラリスを滅亡させようとしているのだ。

なのに星乃はそれを『些事』と言い切り、たった一人の少女が傷つけられた事の方が一大事だと言ってのけた。

「つくづく変わった人間だよ、お前は」