銀河の流星

「流星さんは…弟さんを人間に殺されて…そのせいで人間が嫌いになった…本当はいいオイナリサマですの…」

「そんな事はどうでもいいわ」

ポーラを優しくその場に寝かせ、星乃は立ち上がって流星を睨み据える。

「許せないという顔だな」

「当たり前でしょ」

星乃は拳を握り締める。

「貴方が何者で、どういう事情で人間を嫌いになってこの星を傷つけてるのかはどうでもいいわ。人それぞれ事情はあるんだろうしね。でも!」

星乃は流星を指差した!

「貴方!ポーラに一度でも手を上げられた?ポーラは貴方に指一本触れていない筈よ!そんな無抵抗の女の子をこんなになるまで甚振って…許せないわっ!」

「な…」

流星は驚きに言葉を失う。

星を傷つけた事とか、人間を憎んでいる事とか、そんな事に対して星乃は怒りを覚えているのだと思っていた。

しかし出てきた台詞が、そんな些細な事とは…。