銀河の流星

星食みが灰すら残さず燃え尽きた頃。

「…な…流星!」

高空から落ちてくる影を見とめ、星乃とポーラは走り出す。

落下してくる小さな影。

星乃が両手で受け止めたそれは。

「っ…」

小さな仔狐だった。

柔らかな毛並みを持つ、豊かな自然のある場所にならどこにでもいそうな仔狐。

ただその仔狐は、銀色に輝く毛で覆われていた。

「流星…なの…?」

自らの腕の中に抱かれる仔狐を見ながら、困惑したように星乃が言う。

「間違いありませんの…」

傍らでポーラが呟いた。

「その仔狐から『流星さんの声』が聞こえますの」