---------ズキッ
また頭が痛む
貴方の笑顔が私の胸を締め付ける
その痛々しい笑顔
貴方は私が笑ったら
悲しまないんじゃないの??
私はどうしたらいい??
こんな不安だらけの私は
貴方に何が出来るの??
「雪乃、何かあったの?」
亜樹が私を心配そうに訊ねてくる
「何にもー?普段通りだよ?」
いつもの笑顔で笑って見せた
「雪乃は嘘吐くの下手だよね」
美優が横から顔を出してきた
嘘..........?
「美優?私嘘なんか吐いてないよ....?」
「「嘘だよ」」
直ぐに答えが返ってくる
どうして?
「.........なんで2人してそんなに言うの...........?」
「「見てれば分かるよ」」
はもりすぎですお二人さん
「...............ばれた?」
「「当たり前ー!」」
やっぱ、敵わないなあ
