そっと目をあけると

「此処.......は?.........」

「雪っ........乃.....?....目、覚めたか!?」

1人の男の子が私を心配げに見る


「雪乃!!心配させないでよ!!」

「....もッ.....心配したんだからぁ!!!」

「雪乃ちゃん?大丈夫か?」

亜樹に美優に冬樹くんだ



貴方は誰?

亜樹の彼氏さん?

それとも

冬樹くんの友達

美優の友達

亜樹の友達

どれもしっくり当てはまらない



「........ねぇ、亜樹......」

「........ん?どうしたの雪乃?」

「........この人彼氏さん........?」

私は男の子を指差した

すると皆は私の顔を驚いたように見た




「な、何?.......私の顔になんかついてる?.......」

「本気で言ってるの?..........」


亜樹の目は悲しそうに私を映している


間違ったのだろうか。


「.......違うの?.......じゃあ冬樹くんの友達?」

「違う.....違わないんだけど.........」

冬樹くんが首を横に振る



「じゃあ美優の友達?」

私はきょとんとしながら聞いた

3人から返ってきた言葉は