「意外とあるなぁ…」


私は,食器を出しながら
ぼやく。


段ボールばかりだった
部屋は少しずつ片付いてきた


「百合〜,もう終わりそう?」


「うん,そろそろかな?」


「ベッドのシーツ
お願いしてもいい?」


「いいよ〜」