好きでも、嫌いでもない



「じゃあ,こちら…」


今は,俊ちゃんと2人で
市役所にいる。


「ありがとうございます。」


優しそうなおばさんに
婚姻届をもらって
俊ちゃんは,袋に入れた。

「百合〜
帰ってから記入しよっか?」


「うん!」


私と俊ちゃんは
これからのことを話ながら
家路を歩いた。