「2人は……どうしたいんだ?」


静かになったリビングに響く
俊ちゃんのパパの声。


「結婚して…
百合に俺の子供を産んで欲しい」


「そうか…………」


「私からもお願いします…
俊ちゃんと一緒にいたいです…」


俊ちゃんのパパとママを
見つめながら言った。


「…じゃあ,反対する理由はないな」


そう言って
笑顔を見せてくれた俊ちゃんパパ。


「2人で頑張りなさい」


俊ちゃんママも
笑顔で少し厳しい顔で言ってくれた