「卒業なんだから…泣いてもいいじゃん゙ー」 「まあ、ゆみなら許す」 「…先輩いやだよー」 優しくあきなが私の背中をさすった。 余計に涙が出てきた。 そのあと、卒業式は着々と進んでいった。 在校生の歌、卒業生の歌も歌えなかったし聞いてなかった。