もうひとつの秘密のフィアンセ☆




「冷たい感じがするんじゃなくて、冷たいんだよ」


美紅を抱きしめながら、目を閉じる。


「ウフフ。ジンぽい答え。あっ、そうだ。お兄ちゃんが言ってたんだけど…」


「洸輝さんが?何を?」

「佑斗がね、この世界のNo.1を狙ってるんだって」

やっぱりか…。


「そんなの、佑斗さんだけじゃないよ」


オレもそう。


“No.1になる”。


それは、誰しも目標にする事だ。