「冷たい感じがするんじゃなくて、冷たいんだよ」 美紅を抱きしめながら、目を閉じる。 「ウフフ。ジンぽい答え。あっ、そうだ。お兄ちゃんが言ってたんだけど…」 「洸輝さんが?何を?」 「佑斗がね、この世界のNo.1を狙ってるんだって」 やっぱりか…。 「そんなの、佑斗さんだけじゃないよ」 オレもそう。 “No.1になる”。 それは、誰しも目標にする事だ。