もうひとつの秘密のフィアンセ☆




「最近、言ってたもん由奈…」


愛美は、風を浴びながら、ボソッと言った。


「えっ?」


つい、愛美に見とれてしまい、慌てて前を向きながら答える。


ヤバイ、ヤバイ。


しっかりしろよ!


「何かね、最近、佑斗さんが冷たいって」


「そうか?考え過ぎじゃねーの?」


あの佑斗さんに限って、そんな事はないだろ。


たぶん、晴彦に何か吹き込まれたに違いない。


あんなに、由奈を溺愛しているのに…。


そんな事を考えていたら、愛美がオレの肩に寄り添ってきた。