「最近、言ってたもん由奈…」 愛美は、風を浴びながら、ボソッと言った。 「えっ?」 つい、愛美に見とれてしまい、慌てて前を向きながら答える。 ヤバイ、ヤバイ。 しっかりしろよ! 「何かね、最近、佑斗さんが冷たいって」 「そうか?考え過ぎじゃねーの?」 あの佑斗さんに限って、そんな事はないだろ。 たぶん、晴彦に何か吹き込まれたに違いない。 あんなに、由奈を溺愛しているのに…。 そんな事を考えていたら、愛美がオレの肩に寄り添ってきた。