「やれやれ」 ドッと気が抜けて、ソファーにもたれかかる。 佑斗の事だから、たぶん由奈に詰め寄るだろうけど、あの二人なら大丈夫だ。 なぜなら、佑斗は嫉妬すればするほど、燃え上がるタイプだから。 「厄介な性格だけどな」 明日にでもなれば、由奈の明るい声が聞けるはず。 しばらく座ったまま目を閉じていると、だれかが軽く唇を重ねてきた。 「洸輝…」