「知るか!」 変わらず顔を歪めたまま、しきりに抵抗する。 「じゃあ、教えてやるよ。上本(うえもと)洸輝。上本組って言えば分かるか?オレはそこの息子だよ」 「う、上本組!?」 オヤジは青ざめると、抵抗するのをやめた。 やっぱ、どこかの社長だったな。 名前言っただけで分かるなんて、こいつも裏がある人間か…。 「消えろ!」 オヤジを投げ飛ばすと、逃げる様に走って行った。