もうひとつの秘密のフィアンセ☆




「消えろって言ってるだろ?」


とっさにオヤジの腕を掴み、ひねり上げた。


「い、いてて~!離せ!貴様、わしを誰だと思ってるんだ」


顔を歪めながら、睨みつけてくる。


「こ、洸輝、手加減して?」


少し焦った様に、由奈が立ち上がった。


そんな由奈に、チラッと
目をやると、オヤジを睨み返した。


「オッサンこそ、オレが誰だか知ってる?あんた、どっかの社長だろ?」