この店に来る奴らは、ヤバイ関係か、腐った社長連中ばかり。 こいつは、きっとどこかの中小企業の社長だろう。 毎晩、飲み歩くタイプの奴だ。 「消えろ」 うっとうしいんだよ。 由奈は警戒して、オレの腕を掴んできた。 ここで何かあってみろ? 佑斗に後で、何を言われるか…。 それも、面倒だ。 「おいおい、いいじゃないか。ちょっとくらい、触らせろよ」 そう言って、中年太りの脂ぎったオヤジは、由奈に手を伸ばしてきた。