もうひとつの秘密のフィアンセ☆




この店に来る奴らは、ヤバイ関係か、腐った社長連中ばかり。


こいつは、きっとどこかの中小企業の社長だろう。


毎晩、飲み歩くタイプの奴だ。


「消えろ」


うっとうしいんだよ。


由奈は警戒して、オレの腕を掴んできた。


ここで何かあってみろ?

佑斗に後で、何を言われるか…。


それも、面倒だ。


「おいおい、いいじゃないか。ちょっとくらい、触らせろよ」


そう言って、中年太りの脂ぎったオヤジは、由奈に手を伸ばしてきた。