もうひとつの秘密のフィアンセ☆




「若旦那。何かあったんスか?」


家へ帰ると、晴彦が疲れ果てた様子で出迎えた。

「特にないよ。由奈の機嫌が悪いんだろ?」


「悪いってもんじゃないですよ。迎えに行ってから、ずっと当たり散らされてます」


げんなりとため息をつく晴彦の肩を、軽くポンポンと叩いた。


「ありがと晴彦」