照れ隠しに、ぶっきらぼうにそう言ったオレを、琴は笑って見ていた。 「佑斗くんもさ、普通の男の子なのにね」 「え?」 「なのに、みんな変に避けててさ。そんなの、おかしいよ」 そう言うと、琴はいちごジュースを飲み干した。 寒い冬の日に、体をますます冷やすような、いちごジュース。 だけど、オレの心は少し温かかった。