「何か変わった感じあるか?」 洸輝にそう聞くと、誰かを探す振りをして、周りを見渡した。 「そうだな~。見た感じゃ、それはないな」 店の真ん中辺りへ歩いて行くと、顔なじみの奴らが声をかけてくる。 「佑斗さん、洸輝さんお久しぶりです」 その度に、横にいる由奈にも目をやっていた。 「ねえ。私、もしかして目立ってる?」 「目立ってるよ。佑斗やオレといれば、自然に目立つって」 洸輝の言う事はもっともだ。 だから嫌だったんだよな。 由奈を連れて来るのは…。