「そうか?そんな事ねえよ」 と言いつつ、メーターをチラッと見ると、見事に制限速度をオーバーしていた。 仕方ない。 どっちかっていうと、スピードを出して走るのが好きだけど…。 アクセルを緩めて、速度を落とした。 それに気付いたのか、ようやく由奈は、くつろぐ様に座った。 恥ずかしくて言えないけど、お前の為だからするんだよ。 由奈の為なら、どんな事だってする…。 そんな思いに浸っていたら、あっという間に洸輝との約束の場所へ着いた。