君が好き。



秋穂は
私の部屋に入って
いきなり
“で、どうしたの?”って
しつこく聞いてきたから
あの日屋上であったことを
全部話した。



「へぇー
あの日そんなことが
あったんだ

ふーん」


「なっなに?」


「…それってさ…
恋じゃない?」