それから数日後。 フランの頼みということで、父は直ぐに手配をした。 「姫様、ペットです。」 部屋に入るシュリ。 連れて来た「それ」は ...二足歩行。 顔も、動作も。 人間。 「...本当にいいの!?ありがとうっ。」 直ぐにペットに近寄った。 「ね、2人にしてもらっていい?」 「...何かありましたら、直ぐにお呼びください。」 「うん。」 扉は閉まり、フランの部屋には、いつもと違うモノがいる。 どうしてもそれが嬉しくてニコリと笑った。