「おはようございますー!」
今日もいい朝だ!
あたしは朝ごはんを作り終わってみんなを起こしに行った。
「もう朝ですよー!起きてくださいー!」
みんなをバシバシ叩くあたし。
こんなにも叩いてるのになかなか起きないな。
「ご飯冷めちゃいますよー!」
耳の傍で大声を出しても起きない。
こうなったら・・最終手段を。
「もう知りませんから!朝ごはん抜きで練習してくださいね!!」
そういってリビングらしきところに向かった。
そしたら―・・・
バタバタ音がする。
な、なんだ・・・?
その瞬間みんなが走ってきた。
「ご飯抜きなんて無理だぁー!」
「あったりまえよ!」
「死んじまう!」
「早く起きなくてごめんなさい!マネージャー!」
みんなはいっせいに席に着いた。
「じゃあ食べましょうか」
「いただきます!」
みんなは箸を手に取って一気に食べ始めた。
「うまいっす!」
「料理うまいねー」
「す、すげぇー」
みんなはすごい褒めてくれる。
よ、よかったぁ~。実はちょっと不安だったんだよね。
あたしもみんなに負けてられないと思っていっぱい食べた。
その結果、あっという間におかずたちは無くなった。
す、すげぇー・・・半端ないなこの人たち!
だって―・・・・
こんなにもキレイに食べてくれるんだもん!
あたしはちゃちゃっとお皿を洗った。
「先輩達ー!頑張りましょう!」
「ういーーーーす!」
「今日は腕立て50!」
「おーーーーっす」
朝からやる気入ってるなぁー。
あたしも練習に参加して腕立てを始めた。
「一・・・二・・・三・・・四・・・五・・・六、七・・八・・・九、十!」
うぅ・・・最近まったく動いてなかったからきつい・・・!
「十一、十二十三・・十四・・・十五十六十七十八、十九・・・二十!」
あたしは疲れてその場に倒れた。
「ふぅ・・」
中々きついな。
でも、頑張るぞ!
あたしは自分の力と戦った。
「・・・四十九・・・五十!!」
か、勝ったー!
「みんな腕立て終わった!?」
あたしはちょー満開の笑みでみんなのほうを見た。
そしたら―・・・
みんなもう終わって次のことしてるし。
「えぇ!」
「マネージャー遅いっすね!俺らもう4つくらいメニュー終わってますよ」