マキは髪をひとつに緩く結わえ、後ろに流したような髪型にセットした。 これだけでも凄く良くなるから羨ましいったらありゃしない。 「あぁー、円香とクラス離れてたらあたし悲しむよ」 「……マキちゃん」 「同じクラスがいいな」 「私もです!」 ぎゅっとマキの手を掴む円香は人見知りがあるせいか、仲良しのマキと離れるのが不安なようだ。 一方のマキは、可愛い円香をひとりにさせるのが物凄く心配というのが理由であった。