慌てて制服に着替えて教室を覗くと、
案の定、教室の窓から外を見ていた
「何やってんの?織姫さん」
「まだ、彦星だし。」
真後ろに立つ俺と
こっちを向かない姫野。
窓越しに目が合った
「衣装脱いだんだね」
「あぁ、キツかったからな〜」
わざとらしく首を鳴らしても
姫野はこっちを向こうとしない…
なに考えてんだぁ?
「もう衣装脱いだから、俺が彦星だせ?
お前の願い、叶えに来たんだよ
短冊に何て書いたんだ?」
「…女の友達が増えますよーに」
「はは…姫野らし」
ほんと、そんな可愛くないウソつくなんて
姫野らしぃ。

