he in love with me?

「ちょうだい」

 久しぶりに会話ができてうれしいはずなのに、どきどきして何も言い返せない。
 チラッと顔を上げると、両手を自分に向けて差し出してる。
 彼の顔も、微かに赤かった。
 それに気づいたら最後、自分は茹でダコのように赤くなってしまって、チョコを渡すだけの動作さえできなかった。


「え、いや、あの……」

「……ダメ?」

 彼が寂しげ目を伏せる。
 急いでそれを否定してから、彼のために用意してたクッキーを差し出す。

「こ、これ……っ」