...どうしよう。
聡の気持ちは
すごく嬉しいけど...
でも、あたしは。
「ごめ..「あっ!」」
聡とあたしの言葉がかぶった。
「見てこれ、じゃーん!」
そう言って、あたしの
目の前に差し出した物。
それは....
《お泊り許可》
と、書かれたメモ。
「...は??ナニコレ?」
焦りすぎて
カタコトになるあたし。
「英李ママにもらった。」
おかーーさーーーん!!!怒
「なに言ってんの!?
無理無理無理無理無理!!」
「え〜?でも
許可証もらったし!」
「あたしが許可してないし!」
「....。」
あら?
またやっちゃった?あたし。
「でもっ...
さすがにお泊りは...」
「嫌なんだよ。」
「へ?」
「一人になると泣くだろ。
アイツの事想って、
泣くだろ??それが嫌。」
聡...。
「俺が隣にいれば
俺のこと意識して、
アイツのこと考えられないじゃん?」
...自意識過剰か。

