とりあえず、
服はこのまま
制服でいいよね。
うん、
ちょっとだけ
化粧しとこ。
...あれ?
あたし何か変だ。
聡の前では
見た目なんて
気にしてなかったのに...。
しかも
今すごくドキドキしてるし。
...??
♪〜♪〜
あっ
メール…
《着いた。
今、家の前にいる。》
「えっ!はやっ!!」
急いで階段を下りて
玄関に向かう。
「英李〜
こんな時間に出掛けるの??」
げっ
お母さん...
「うん!
すぐ戻るから〜!!」
「気をつけてね〜?」
「は〜い」
ガチャッ
ドアを開けると
そこに恭夜が立っていた。
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