「家まで送る。」 「え、うん、」 ... 「じゃあ、 また明日、な!」 「うん!」 聡の姿が小さくなって行くのを見送ってから、 あたしは家の中に入った。 ... ♪〜♪〜♪ ん...? 着信?? 「...あっ!」 急いで時計を見ると 針は21時を指していた。 「やばっ... 寝ちゃってた...!!」 この着信は 多分恭夜だ... 恐る恐る、 携帯を開いた。 .