Secret*Luv...





やっぱり今日も。

眠れなかった...。



「...あぁ〜クマが...。」



コンシーラーで
隠さないと...泣



いつまでこんな...
悩まなきゃいけないの...?








...



「英李おはよ!」


「...聡、おはよ..」


聡はいつもどおり、
あたしに話しかけてくる。


でも.恭夜は...。


「こら、
どこ見てんの?」


えっ


あっ


「ごめん、何でもない」


あたし...


聡と話してるのに


恭夜の方見てた...


「...。」


「はぁ、何か...具合悪...」


「...え?
英李大丈夫??」


「ん...」


多分、寝不足のせい...。


ガラッ


「ホームルーム
始めるよ〜席について〜」

「あっ...先生!」


あれ...?
本格的にヤバイかも...。


「英李、具合悪いらしいから、
俺付き添いで
保健室行ってくる!」


「えっ!
ちょっと大丈夫なの??」


「大丈夫じゃないらしいです」


それからあたしは

聡に肩を借りながら

教室を出た。

出る時に

恭夜と目があったけど、

すぐにそらされた。








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