「なんでいるの?」 「コーヒー飲んでた。」 嘘つけ。 缶コーヒー飲むのに 15分かかる馬鹿がどこにいる。 待っててくれたのかな。 そんな期待してもいいのかな。 「…渡邊さ、悩んだ結果がソレ?」 あたしの持ったコンビニの袋を 指差して言う。 「へ?」