「それじゃ、夜景でも見に行くか~」

「やった~!」


山の頂上に車を走らせる。


景色のきれいな場所で車を止めた。


「少し歩いていい?」


「いいけど」

真っ暗な道を幸治と二人で歩く。


「危ないから気をつけて」


コウジに肩を抱かれて、進んでいくと


今まで山道だった所の、視界が急に開けて、夜景が目の前に広がった。


「すごい~何ここぉ?プライベートスペースじゃん!」


「すごいだろ、見せたかったんだ。この景色。」


「最高だね  大好きだよ幸治。」


「俺も大好きだよ。」



コウジの腕に抱かれたまま
初めてキスをした。

コウジのかんでいたミントのガム
のにおいがする。。。



唇は柔らかくて、二人はもう一度キスをした。