文香はまだ、夢の中にいるみたいに、ぽーーっとしていた。


すごく良い人だった。中村先輩。。。


一緒にいたのは、たった30分くらい?だったけれど、先輩の事いっぱい解かった。

そしてもっともっと大好きになってしまった。

しゃべりやすいし、楽しい人、これから、一緒にいれるんだ。私、先輩の彼女になったんだ・・・


なんだろこの幸せな気持ちは。。。


甘い夢を見てるみたい。


彼の存在は、良太と理恵の事も忘れさせてくれる。



微笑みを隠せないまま、電車に乗った。顔がにやけていたから、周りの人が見ず知らずの人ばかりで自分に無関心なことが、今日は都合よかった。。。


ああ、神様ありがとう!!


もし、夢なら、この素敵な夢がどうぞ覚めませんようにーーー。