「ホントひまわり好きなんだな。」 呆れるような感じで言ってくる。 いいもん! 「好きだよ。 花言葉も。あたしと同じだし。」 ニッと笑って言ってみた。 「・・・花言葉は?」 ふわりと微笑んで・・・ 「“私の目は貴方だけを見つめる。”」 高口君は真っ赤になって俯く。 そんな高口君を見て笑う。 そして・・・ 「颯介!行こう?」 手を差し出す。 颯介もあたしの手に重ねて歩き出す。 2人で笑いながら、これからも。 ずっとね?