向日葵日和


「いや・・・でも、いい子だとは思うよ。」


片瀬の笑った顔を思い浮かべる。





「お前・・・もしかして・・・」


高口が何かを察したのか俺を見つめてくる。



男に見つめられる趣味は無いんだけどな?(笑)




「俺、・・・片瀬気に入ったわ」


ニヤッと笑いかける。




「おっまえ・・・!!」





「わりぃな。ま、気に入っただけだからそんな怒んなよ。


片瀬の好きなやつもわかんねぇしな。」



水をジョウロに入れ、ポンポンと高口の肩をたたき、





俺はひまわりの花壇へ足を運んだ。




面白いな。人気者をからかうって♪