__________________ あれから数日後、 あたしと高口君の距離は相も変わらず 遠い。 想いは自覚したのだけど、それが無性にあたしを切なくさせた。 「前までは、コレが当たり前だったのにな・・・・」 ポソッと呟く声も誰も聞いていない。 最近は、よく花壇に来てくれるけどすぐ、どこかへ行ってしまう。 いや・・・・あたしが行かせてるのかな? 恥ずかしくて、恥ずかしくて、 何を話したらいいのかわからなくて・・・ 上手く、笑えないの。