「作り直す? あたし、手伝う?」
 ほぼ石器時代のような片言で、オレの幼馴染がキッチンに顔を出す。
 オレは出た、と思いつつ、
「いいよ。じゃまだから」
 簡潔に断り、背を向けた。ところが、それがこいつは気に食わなかったらしい。
「じゃまって何よ? 人が言ってあげてんのよ?」