「なぁ、いいだろ?」 「やだ」 「あん?」 ……はぁ。 コイツは…。 こっちは、舜に押しつけられた仕事の後で疲れてるって言うのに…。 「目、閉じて」 「ん」 目を閉じたのを確認すると、一瞬触れるだけのキスをする。 目を開けた舜は、本当に機嫌が直ったみたいだけど、 「足りない」 ほら、 『変態エロスケベ野郎』 になった。 「美帆、いい?」 あたしをベッドに押し倒し、上にまたがる。 だれが言うか! 「やだ!絶対に嫌!」 「いいじゃん。減るもんじゃねーし」 「だめなもんはだめなんだー!」