「赤くなっちゃって、かわい」



「な…っ、

教師をもてあそぶな…!」



先生はアタシから離れて

ちょっとだけ教師の顔になった



「だって先生かわいいんだもん

みんなの人気者で

いつも笑顔で、完璧で

なんかそういうの

奪いたくなっちゃうんだ♪」



「な、なに言ってるんだ!?」



「だからぁ

先生をアタシのモノにするの

アタシのこと好きにさしてあげる」



「教師が生徒を

好きになるはずが無い…っ」



「どうだろ?わかんないよお?

アタシが卒業する頃

アタシから離れられないくらい

好きになってるかもよ?」



「変なことを言うな…っ」