女王蜂と、蛇。



「ねぇ、こんにちは!」

一人の先輩がこっちに来た。
01つ年上なだけなのに、
体つきが全然違うのを覚えてる。

「あ、こんにちは」
「こんにちはっ」

友達はグループで
先輩達と楽しく話してた
私は何だか居心地が悪くて..
トイレに行こうと思った


「どこ行くん?」


振り向いた先に、彼が居た
色に例えるなら彼は真っ白で
湖のように透明だった。

「いや、ちょっとトイレに」
「場所分かる?」
「分かります。
ありがとうございます。」
「そっか」

「・・・・。」
「・・・・。」

沈黙、

「...じゃ、失礼します」

「またな」