「もっと自分大事にしろよ」

そう、言い残して
彼は私の手を振り払った。

家に入って行く彼の背中を
ただ見つめるしか出来なかった。

体が重たい..
何も、言えない..

きっと彼には触れれない。


後ろからアマさんの
足音がただ響いてた