女王蜂と、蛇。



「恋心?」

体は寒いはずなのに
内側からジリジリと熱が来る
ドキドキと鼓動が高鳴って
足が震えてるのが分かる。


「ん。お前、俺が好きなんだろ?」

「え....」

「だから半年以上も、
俺らと絡んでんじゃないの?」


蛇が、しなやかに来る
私を見つめて体を絡めて..
毒牙をちらつかせる


「俺は、誰も好きにならない
女が面倒くさい。例えトクでもな」

「私..それでもいいです
先輩のそばに居るだけでいいです」

「は、クサい台詞言うね~」

「なっ!?!!!」

「女ほど欲張りな生き物は居ないのに
そばに居るだけでいいとか。」

「だって、本当にそう思いますもん」

「どうだろーね」


ゆっくりと、毒牙が
私の喉に食い込み始める
彼は冷ややかに笑う