女王蜂と、蛇。



梅沢先輩の、由妃の、蛇の
見たことない姿。

桜さんの前で冷ややかに笑う
あの先輩の姿が蘇る..
まるで蛙をあざ笑う蛇。

ベロリと背筋を
舐められた気がした


「もし、トクが本気で由妃を
想ってるんだとしたら..
気をつけて付き合うんだよ?
アイツはすぐ女を使うから。」

「はい..」


「さ!帰りましょー!
由妃達が心配してるよ」

「アマさん、ありがとうございます」

「いえいえっ
たった二人の、女同士!
仲良くいきましょー!」


私の肩をポンと叩いて
ピンクの派手なヘルメットを
かぶったアマさんは
私を乗せて地元へバイクを走らせた

アマさん、本当に
ありがとうございます