「ぱりら~...え!トク泣いてる?!」
「アマさん...」
「由妃が、急にコンビニ行け
って言うから何かと思えば..
どーしたの?喧嘩?」
「私、梅沢先輩が...」
「好きなんでしょ?」
え。
思わずアマさんを見上げた
アマさんはニッコリ笑った
「そんなのみんな知ってる!
仮にも先輩だぞっ!
一年坊の恋なんてすぐ分かるよぉ」
「そうだったんですか」
「なんて、偉そうなこと言ったけど
トクと由妃は、私達に似てるからさ」
「アマさんと聖也先輩ですか?」
「うん。私が聖也に惚れて
ずーっとついて回ってたんだ
もう、うざがられるの何の..
でも、今に至ります!」
話してる間アマさんは
ずっと私の頭を撫でてくれて
すごく安心した..お姉さんみたい
「桜さんはね!
確かに由妃と付き合ってたよ
桜さんのお陰で、由妃は
他校の先輩とも交流が出来て
いつの間にか有名になったの
『女を使って、成り上がった男』ってね」
「そうなんですね」
「うん。
冷たいこと言えば、由妃にとって
桜さんはもう必要ないみたい。
これだけ交流があれば十分だってさ」
「....」
「これだけは覚えておいて。
由妃は友達には優しいけど、
『女』には本当に冷たいよ」
