一人で地元へ向かって歩き出した。 北風が冷たくて、痛くて 余計惨めな気持ちにさせた。 「寒..。」 それでも、頭をよぎるのは 梅沢先輩の横顔と冷めた声で ジリジリと締めつけられる 自分の心が悲鳴を上げていた。 「好き、です...先輩」 ずっと、あなたを見ていた。 「好き...好きだよ」 ずっと、あなたが欲しかった。 人を想って涙を流したのは 由妃で最初で最後だった。 コンビニを通り過ぎようとした時 派手なピンクのバイクが こちらに走ってきた。 アマさん..